ディクショナリ

ディクショナリは連装配列のような使い方ができる型です。ディクショナリはカーリーブラケットで表現され、各要素はカンマで区切られ、1要素はコロンで区切られたキーと値で構成されます。
キーに指定できるのは文字列と数値(他も使えますが実用的ではない)、値には何でも格納できることになります。

d={'key1':10, 'key2':20}

値を参照する場合はキーをラージブラケットで囲んで指定します。
v=d['key2']
vには20が格納されます。

ディクショナリに格納されている要素数を求めたい場合は len 関数が利用可能です。
i=len(d)
iには2が格納されます。

値を変更する際はラージブラケットでキーを指定して値を代入演算子で指定するだけです。
d['key1']=1
dの内容は{'key1':1, 'key2':20}となります。

ディクショナリはリストと違って演算子で結合することができません。結合するにはupdateメソッドを利用します。
d.update({'key3':30, 'key4':40})
dの内容は{'key1':1, 'key2':20, 'key3':30, 'key4':40}となります。

ディクショナリの要素を削除する場合は del 関数を利用します。 del 関数に渡す引数は削除する要素を指定することになります。
del d['key3']
dの内容は{'key1':1, 'key2':20, 'key4':40}となります。

ディクショナリの要素を全て削除するには clear メソッドを利用します。
d.clear()
dの内容は空になります。

ディクショナリの内容に任意の要素が含まれているか確認するには in 演算子を利用します。
'key1' in d
結果はTrueになります。存在しない場合は False が返されます。

ディクショナリのキーのみを全て取得するには keys メソッドを利用します。このメソッドはリスト型で結果を返します。
値を取得したい場合は values で可能です。

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