文字列の操作

文字列はシングルクォート、ダブルクォートどちらで囲んでも文字列として扱われる。
例)pythonという文字列を変数sにセットする場合
s='python'
s="python"

文字列の1文字を参照するにはラージブラケットで配列のインデックス参照指定する。(インデクシングというらしい)インデックスの先頭は0から始まる。
例)pythonという文字列の2文字目を取得する場合
s='python'
s2=s[1]
s2には'y'が入る

文字列の一部を参照するにはラージブラケットで開始位置と終了位置を配列のインデックスで指定する。開始位置と終了位置のデリミタはコロン。終了位置に負の値をセットすると最後から数えた指定になる。
例)pythonという文字列の2文字目から4文字目を取得する場合
s='python'
s2=[1:3]
s2には'yt'が入る
例)pythonという文字列の先頭と末尾から1文字づつ除外した値を取得する場合
s='python'
s2=[1:-1]
s2には'ytho'が入る
例)pythonという文字列の先頭から1文字を除外した値を取得する場合
s='python'
s2=[1:]
s2には'ython'が入る
例)pythonという文字列の末尾から1文字を除外した値を取得する場合
s='python'
s2=[:-1]
s2には'pytho'が入る

文字列に特定の値が含まれているかどうか調べるには in を利用する。含まれている場合はTrue、含まれない場合はFalseが返される。
例)pythonという文字列に'h'が含まれているかどうか調べる場合
s='python'
i='h' in s
iにはTrueが入る

文字列を数値に変更するには int を利用する。
s='10'
i=int(s)
iには10が入る

16進数文字列を数値に変更するには int の第二パラメタに基数を指定する。
s='10'
i=int(s,16)
iには15が入る

数値を文字列に変更するには str を利用する。
i=15
s=str(i)
sには'15'が入る

文字のエスケープには \ を利用する。改行コードは"\n"。

複数行の文字列を作成したい場合はクォーテーションを3つ繋げます。
s='''a
bb
ccc'''
sには'a\nbb\nccc'が入る

文字列の結合には + を利用する。
s1='a'
s2='b'
s=s1+s2
sには'ab'が入る

文字列を繰り返すには * を利用する。
s1='a'
s=s1*3
sには'aaa'が入る

文字列を配列に変換するには list を利用する。
a=list('abc')
aには['a', 'b', 'c']が入る


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