お名前.com のレンタルサーバーSDでもレンタルDNSでも Google Apps を利用することができる。ここではimomushi.com ドメインを例に記載するので、各自の利用するドメインに合わせて変更してほしい。
レンタルサーバSDを利用する場合、独自ドメイン設定で以下のように設定する。
1. ドメインの認証 CNAMEレコードで任意のホスト名を指定できないので、HTMLファイルで認証を行う。
標準でメール機能が提供されているので、次のレコードを変更する。 ホスト名 | 指定先 | レコードタイプ | 優先度 | (なし) | 標準 | MX | 10 |
標準で作成されているMXレコードを以下のように変更する。 ホスト名 | 指定先 | レコードタイプ | 優先度 | (なし) | aspmx.l.google.com. | MX | 10
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次に足りないMXレコードを追加する。 ホスト名 | 指定先 | レコードタイプ | 優先度 | (なし) | alt1.aspmx.l.google.com. | MX | 20
| (なし) | alt2.aspmx.l.google.com. | MX | 20 | (なし) | aspmx2.googlemail.com. | MX | 30 | (なし) | aspmx3.googlemail.com. | MX | 30 | (なし) | aspmx4.googlemail.com. | MX | 30 | (なし) | aspmx5.googlemail.com. | MX | 30 |
3.www.imomushi.com をGoogle Sites の"www"に割り当てる 標準でWEBサイト機能が提供されているので、次のレコードを変更する。 ホスト名 | 指定先 | レコードタイプ | 優先度 | www | 標準 | A |
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標準で作成されているAレコードをいかのように変更する。 ホスト名 | 指定先 | レコードタイプ | 優先度 | www | ghs.google.com | CNAME |
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Google Sites でサイト名wwwを作成する。 Google Sites の管理コンソールからウェブアドレスマッピングを選択して、"www.imomushi.com"を"www"に設定する
4. カレンダーやウェブメールのアドレスを変更する サブドメイン"m"を作成してサブドメインの次のレコードを変更する。 ホスト名 | 指定先 | レコードタイプ | 優先度 | (なし) | 標準 | A |
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サブドメインのAレコードを以下のようなCNAMEレコードに変更する。 ホスト名 | 指定先 | レコードタイプ | 優先度 | (なし) | ghs.google.com | CNAME |
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Google Apps の管理コンソールから変更したいサービスのURLをサブドメイン"m.imomushi.com"に変更する。
レンタルDNSの場合は以下のように設定する。 レンタルDNSの場合はお名前.com でドメインを購入していると無料で利用することができる。レコード数30という制限はあるものの、Google Appsを利用するだけであれば十分な性能になる。また、ドメインの認証時にもCNAMEを設定できるので勝手はよい。下のサンプル中にある"blog.imomushi.com"はBlogger用の設定になる。
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