部屋や建屋内という特定の範囲でLANを構築するのは一般的なLANケーブルによる接続で十分だが、建屋を越えて同じセグメントのLAN環境を構築しようとするとLANケーブルでは難しくなってくる。ここではメディアコンバーターと光ケーブルを利用したLANの拡張について記載する。
BUFFALO 光メディアコンバータ 2芯マルチモード 100BASE-TX:100BASE-FX(SC) 2km LTR2-TX-MFC2R
メディアコンバーターでLANを拡張する際にはLAN→光、光→LANの変換が必要となるため、送信機と受信機を用意しなければならない。機器によってさまざまだが、送信専用、受信専用、送受信共用とあるので購入する際は注意が必要となる。また、利用する光ケーブルも機器により異なり、光ケーブルには曲げ角度の制限があるのでこのことも忘れてはいけないポイントとなる。光ケーブルは通常量販店では取り扱っておらず、町の電気屋さんでも入手することはできない。電気工事や内装工事を行っているところでは極稀に譲ってくれるところがあるが、通常は専門店で購入するしかない。通販で購入する際もメーカー取り寄せとなる場合が非常に多く、入手するまでに時間がかかる場合が殆どとなる。接続は簡単でHUBから引いたLANケーブルをメディアコンバーターに接続して光ケーブルでメディアコンバーター同士を接続するだけになる。通信のロスは殆ど発生しないので、安価な機材でもあることから50m以上離れたところとつなぐ場合から利用してもよさそうである。 BUFFALO LTR2-TXシリーズ
LTR2-TX-SFC5R
LTR2-TX-SFC20R
LTR2-TX-WFC20AR
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