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生きたツールと生きていないツール

2010/11/12 3:10 に いつかはちょうになる が投稿
時代は何もしなくても進み続け、あわせて技術や標準も変わっていく。こうした中、5年前に買ったツールを今も使い続けれるかというと必ずしも使えるとは限らない。IT系の技術をツールとして手に入れるか、サービスとして手に入れるか企業のスタイルにより大きく変わってくると思うが、ツールとして手に入れた場合は「いつまで使えるかわからない」ということを認識して入手する必要が出てくる。

例えば、ホームページで考えてみよう。5年前に業者へ依頼してホームページを作成した。作成したはいいが、5年間何も手を加えていない。当然はやりの機能はなくデザイン全体も古いままだ。その5年間代わりを見せていないホームページを見たときにあなたならどう思うだろうか。例えるなら熊や花瓶といった美術品と同じだ。生きてはいない。そしてIT技術に古美術品のような価値は生まれない。

そのことをふまえIT技術に関して今後は生きていないツールに対し投資を行うのではなく、時代の流れにそって進化をしていく生きたサービスに対し投資を行うように企業はシフトしなければならないと考える。

では、生きたサービスとはどういったものなのだろうか。わかりやすいところで言えばGoogleのGmailがあげられる。無料で提供はされているものの、時代の流れにそって機能や使い勝手は進化を続けている。ホームページを生きたものにしようとすれば定期的に業者へ依頼したり、自分で勉強するなりして手を加える必要がある。そうなればかなりのコストが発生してしまう。

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