生きていないもの(製品)を購入しているところにある。生きているもの(サービス)に対し投資をしていれば継続的に費用が発生したとしても時代の流れに振り回されることは避けられたのではないだろうか。投資する額が増えれば業界として流通するお金の量が増えて潤うかとも考えれるが現実は費用対効果から事業規模の大きな企業以外は投資をしなくなって逆効果となっているように思う。
今まで企業は独自の要件を満たしたシステムを作り、思いのままにホームページを作ってきた。費用にしてはとんでもない額になっていると思う。今まではこれでよかったのかもしれないが、これからは購入というスタイルから多少変化が必要なのではなかろうか。時代の流れとともに投資額は積み重なってくる。その割にICT系の技術は直接利益に換算しにくい。また時代に合ったことをしていこうと思うと予定外の投資が必要にもなってくる。ポイントはICTを導入している側がこれからのICT投資方法
今まではシステムを買う、製品を買うというスタイルだったが、これからは時代の流れに自動的に追従する製品を購入していかなくてはならない。ICT部門を自社内に抱えている企業はいいにしてもそれ以外の企業は近所のシステム屋さんと仲良くして継続的に面倒を見てもらうようにしていかなくてはならないと思う。それに合わせてシステム屋も変わっていかなくてはならない。頼まれたものを頼まれたように作るだけでは生きてはいけない。継続的に面倒を見てもらいたいと思ってもらえるシステム屋になるべく、体制も技術も揃えていかなくてはならない。システムを提供することを主力にしている企業はそろそろ限界なのではなかろうか。
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