私はソフトウェアを提供している立場でもあり、サービスをコーディネートして提供している立場でもあります。そのためか、よく身近なものに例えて物事を説明する機会に巡り合えることができます。これがいいのか悪いのかは別として、今回はソフトウェアを利用したサービスを食べ物に例えてみました。 ソフトウェアの業界ではビジネスロジック、デザイン、データの3つによく分類されます。ビジネスロジックは食べ物でいう煮る焼く味付けするといった調理そのものにあたり、デザインは盛り付け、データは食材にあたります。そう考えると、本当にサービスとして重要な部分がどこなのか、差別化を図る部分がどこなのか、自分が得意としていて力を入れたい部分がどこなのかが非常に明白でわかりやすく伝えることができました。 私が作成するサービスの殆どはデザインという要素が重要視されていません。見た目=美術的価値と考えると、時代の流れに左右されやすいデザインは優先度が低くなってしまいます。また、先ほどの例でいくと、並べられ箸をつけていないときはきれいでも、食事の時間が進むにつれて見た目としては悲しい現実が待っています。現にスマートフォンがシェアを拡大している昨今において、デザインを重視したサイトがどれだけ悲しい状況となっているかは明白です。 |
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